稀勢の里も白鵬に賛同「被災者の力になっていきたい」

[ 2011年3月15日 17:33 ]

 大相撲の関脇稀勢の里は15日、千葉県松戸市の鳴戸部屋で取材に応じ、横綱白鵬が東日本大震災の被災者を支援する姿勢を示していることに「もちろん大事なこと。機会があれば力になっていきたい」と賛同した。

 春場所で大関とりに挑むはずだったホープはこの日、約40番の稽古を行った。震災の影響を受けた茨城県出身。実家に大きな被害はなかったそうだが、被災地の様子に「すさまじいですね。(津波の映像で)怖くなりました」と話した。

 また、鳴戸部屋では計画停電に備え、14日に明かりを消した状態での稽古を試した。師匠の鳴戸親方(元横綱隆の里)は、稽古時間をずらすことも示唆しながら「電気が消えたとしても何とかして稽古はやろうと思っている」と語った。

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2011年3月15日のニュース