上川「自分から先に先に攻めて優勝を狙っていく」

[ 2010年12月9日 16:00 ]

 柔道のグランドスラム東京大会(11~13日・東京体育館)に出場する日本代表が9日、東京・講道館で練習を公開し、9月の世界選手権男子無差別級王者の上川大樹(明大)や同選手権女子無差別級、78キロ超級を制した杉本美香(コマツ)らが力のこもった打ち込みなどで最終調整した。

 11月の広州アジア大会で銅メダルに終わった上川は100キロ超級での出場。「自分から先に先に攻めて、優勝を狙っていく」と汚名返上を誓う。同大会でも金メダルと好調の杉本は「挑戦者の気持ちでやる。優勝して一年を終わらせたい」と気合十分だった。
 日本男子の篠原信一監督は「気持ち良く今年を終わりたい」と表情を引き締め、女子の園田隆二監督も「全階級できっちり勝たせたい」と自信をのぞかせた。

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2010年12月9日のニュース