古市容疑者の琴光喜への要求内容明らかに

[ 2010年7月16日 06:00 ]

 大相撲の野球賭博事件で、元力士古市満朝容疑者(38)が3月、元大関・琴光喜に口止め料を求めた際、「(暴力団側に)金額を1億3000万円から1億円にまけてもらった。自分も2000万円を肩代わりするから、残りを払え」と要求したことが15日、関係者への取材で分かった。

 警視庁は古市容疑者と、同席していた指定暴力団山口組系組員について恐喝未遂容疑での立件に向け詰めの捜査を進めている。また、東京地検は15日、元琴光喜から賭博の口止め料名目で現金を脅し取ったとして恐喝罪で古市容疑者を起訴した。

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2010年7月16日のニュース