鶴竜 韓流ドラマ効果で?5連勝

[ 2010年7月16日 06:00 ]

 【大相撲名古屋場所5日目】鶴竜は垣添を突き出し、昨年秋場所以来2度目となる無傷の5連勝。

 いなして崩してから一気に出る相撲に「差させないように意識した。前に出られてるし、それだけ集中してるということ」と手応えを口にした。昨年九州場所以降は4場所連続負け越しているが「いろいろ勉強になった。勝ちたいと意識せずにやりたい」と意欲十分。「これから部屋に戻って韓国ドラマを見ます。きょう最終回なんですよ」と上機嫌で引き揚げた。

 ≪稀勢は“逆転勝ち”≫稀勢の里は過去9勝18敗と苦手の琴奨菊を下し、4勝目を挙げた。「思ったより踏み込んで来ましたね」。立ち合いは押し込まれたが、体を左に開きながら逆転のはたき込み。下がりながらの相撲となっただけに、「危ないよね。(相手が)元気だったら付いてこられてるし、そう考えると怖いことしましたね。前に出た方がいい」と笑顔はなかった。

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2010年7月16日のニュース