桃子　パット入らず６位に反省

　【ＬＰＧＡツアー選手権リコーカップ最終日】上田はこの日もパットがあまり決まらず、６位に終わった。

　今週は「優勝しか見ていなかった」という上田だったが「入れたいパットが入らなかったのが、勝てない理由です」と高麗グリーンを克服できなかったことに反省しきり。来シーズンも日米両ツアーで戦うことになるが「来年は日本で２勝し、アメリカでも優勝できるように頑張りたい」と新たな目標を掲げていた。

　＜有村　悔しい９位＞奇跡を信じてスタートした有村は、出だしの１番でボギーを叩き２バーディー、２ボギーの９位に終わった。「燃え尽きようと思ったけどうまくいきませんでした。（賞金女王は）優勝が最低条件だったので、最後まであきらめずに頑張ろうとしました。でも短いホールでいいところにつけて入らなかったりで」と悔しそうな表情で振り返った。それでも今季は５勝を挙げ、賞金ランクも昨年の２３位から３位に飛躍する充実の１年だった。

　＜茜は痛恨ボギー＞逃げ切りを図った飯島は終盤の１６、１７番でボギーを叩き、１打差の２位に終わった。「パットが思うようにいかなかった」と悔しさをにじませた。３日目を終え２位に３打差と優勝の最短距離に立ちながらこの日はスコアを２つ落とした。「勝てるかもしれなかったけど、今年はこんな感じかなと思います。来年は崩れないようなゴルフができるように頑張りたい」と気を取り直し、来季へ目を向けていた。