石塚さん通夜に常総学院部員ら700人参列

[ 2009年8月9日 06:00 ]

ラグビー元日本代表、石塚武生さんの遺影

 6日に突然死症候群のため急死したラグビー元日本代表、石塚武生さん(享年57)の通夜が8日夜、東京・狛江の泉龍寺別院で営まれ、早大の中竹竜二監督や成城大の松尾雄治監督、石塚さんが指導した常総学院の部員ら約700人が参列した。石塚さんと39年の付き合いという元慶大監督の上田昭夫氏はお別れのあいさつで、13日に長野・菅平で食事する予定だったことを明かし「オレは約束通り常総の子供を教えにいくよ」と涙で遺影に語りかけた。

 石塚さんは母親のふじさん(享年90)を6月14日に亡くし、7月30日に神奈川・川崎市内で49日法要を済ませたばかりだった。兄の輝義さん(62)は「法要には1時間だけ出席して“ラグビーを教えにいくから”と帰っていった。ラグビーに一生をささげた人生だった」と話した。

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2009年8月9日のニュース