高校総体卓球 佳純ちゃんの四天王寺破り青森山田V

[ 2009年8月9日 19:06 ]

 全国高校総体(インターハイ)第13日は9日、天理市などで5競技を行い、柔道男子団体は東海大相模(神奈川)が決勝で国士舘(東京)を3―0で下し、全国高校選手権と金鷲旗高校大会を合わせて2年連続の3冠を達成した。

 卓球の女子団体で世界選手権代表の石川佳純を擁する四天王寺(大阪)は2―3で青森山田(青森)に敗れて3連覇を逃した。青森山田は30年ぶり3度目の優勝。男子団体は同代表の松平健太と上田仁が軸の青森山田が愛工大名電(愛知)に3―0と快勝し、5年連続12度目の制覇。石川や松平、上田はシングルスで順当に8強入りした。
 重量挙げの男子62キロ級は、6月の世界ジュニア選手権56キロ級3位の糸数陽一(沖縄・豊見城)が制した。

 ≪卓球男子は青森山田決勝戦パーフェクト≫卓球男子団体の青森山田は決勝で1ゲームも落とさず、頂点に立った。今春の世界選手権シングルスでベスト16入りした松平はシングルス、上田と組んだダブルスで2勝した。
 右手首に埋め込んでいたボルトの除去手術を6月中旬に受けた松平は、練習再開が7月中旬だったというが、影響を感じさせないエースの働きだった。「高校生だけなら世界でもトップの学校」とチーム力に胸を張った。

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2009年8月9日のニュース