姿見せず…前・時津風親方800万円保釈

[ 2009年3月18日 06:00 ]

 大相撲時津風部屋の序ノ口力士時太山=当時(17)、本名斉藤俊さん=暴行死事件で、名古屋地裁は17日、傷害致死罪に問われた前親方山本順一被告(59)の保釈を認める決定をした。山本被告は同日、保釈保証金800万円を納付し、昨年2月の逮捕以来約1年1カ月ぶりに保釈された。山本被告は報道陣に姿を見せないまま、弁護士が用意した車で名古屋拘置所を出た。山本被告は同部屋の兄弟子ら=執行猶予付きの有罪判決が確定=と共謀し、斉藤さんに暴行を加えて死亡させたとして逮捕、起訴された。今年2月の初公判では「兄弟子に暴行を指示したことはない」などと起訴状の内容を否認した。

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2009年3月18日のニュース