高橋 ミスも高得点…SP3位

[ 2008年3月22日 06:00 ]

男子ショートプログラムの演技を終え、舌を出す高橋大輔

 フィギュアスケートの世界選手権第4日は21日、イエーテボリ(スウェーデン)で男子ショートプログラム(SP)を行い、昨年2位の高橋大輔(22=関大)は80・40点で首位と1・70点差の3位につけた。ジェフリー・バトル(カナダ)が82・10点で首位、ジョニー・ウェア(米国)が80・79点で2位だった。

 高橋は最初の2連続3回転ジャンプを成功。続くトリプルアクセルで「ちょっと高く上がりすぎて、思ったところに下りられなかった」とバランスを崩して両手をついた。それでも、その後は「白鳥の湖」に乗り、華麗に舞った。2月の四大陸選手権でフリー、合計ともに世界最高をマークして優勝。その後もオランダで合宿を重ね、完成度を高めてきた。「ミスしたにもかかわらず、あれだけの点数が出たので、あすはチャンス」と日本男子初の金メダルを誓った。

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2008年3月22日のニュース