両横綱が2場所連続の相星決戦へ

[ 2008年3月22日 19:02 ]

4場所ぶりの優勝を目指す朝青龍

 大相撲春場所14日目(22日・大阪府立体育会館)4場所連続7度目の優勝を狙う白鵬と、4場所ぶり22度目の賜杯獲得を目指す朝青龍の両横綱がともに2敗を守った。優勝は先場所に続いて千秋楽の横綱同士の相星決戦で決まることになった。

 2場所連続で横綱同士の千秋楽相星決戦が行われるのは、1995年春、夏場所の貴乃花―曙以来、13年ぶり。白鵬は大関琴光喜を、朝青龍は大関魁皇をそれぞれ寄り切った。琴光喜は7勝7敗、魁皇は6敗目を喫した。
 大関千代大海は平幕の把瑠都に寄り切られ8勝6敗。安馬、琴奨菊の両関脇はともに7勝目を挙げ、小結稀勢の里は勝ち越した。十両は木村山が3敗で単独トップ。

 ▼貴乃花審判部副部長(元横綱)の話 朝青龍のことはよく分からないが、白鵬は安定していて、いい状態だと思う。(相星決戦は)注目されているという、背中で感じる緊張感がある。緊迫した一番になると思う。

続きを表示

2008年3月22日のニュース