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サッカー元日本代表主将・長谷部誠が引退を発表 今季限り40歳決断 主将としてW杯3度出場

[ 2024年4月17日 20:46 ]

引退を発表した長谷部誠
Photo By スポニチ

 サッカーの元日本代表主将でドイツ1部アイントラハト・フランクフルトに所属する長谷部誠(40)は17日、記者会見を開いて今季限りでの現役引退を表明した。

 地元報道陣を前にドイツ語で会見。冒頭で長谷部は「まずは皆さん、今日は来てくれてありがとうございます。私は今季終了後に現役を引退します。なぜ今日これを発表したかというと、ここ最近何度かそのことについて聞かれたので、今ここで皆さんに伝えたかったんです。でも今はまだ全てが終わったわけではありません。今日は皆さんにこれをお伝えして、チームと私が残り1カ月、ブンデスリーガの終盤戦に集中したいと思います。僕たちは6位を何としてでも確保したいですし、来シーズンに国際試合を戦うアイントラハトをソファーの上で見たり、あるいは素晴らしいファンと共に旅をしてスタンドで観戦できればとてもうれしいです。なので、ブンデスリーガの終盤戦に全集中して大きな目標を達成したいです」と話した。

 静岡県藤枝市出身の長谷部は浦和を経て08年1月にドイツ1部のウォルフスブルクに加入。2季目の08~09年シーズンにリーグ優勝に貢献し、ニュルンベルクを経て14年6月にEフランクフルトに加入。21~22年シーズンには欧州リーグ優勝に貢献したが、今季はここまで公式戦の出場が13試合に限られていた。

 06年から代表引退を発表した18年まで日本代表に選ばれ続け、主将としてW杯に3度出場(10年、14年、18年)。主将として出場した代表での試合数は81試合で、日本代表歴代1位。ブンデスリーガの外国人の選手として歴代3位の出場記録を持ち、アジア人の選手としては歴代1位。

  ◇長谷部 誠(はせべ・まこと)1984年(昭59)1月18日生まれ、静岡県藤枝市出身の40歳。藤枝東から02年に浦和に加入。08年以降はドイツに主戦場を移し、08~09年にウォルフスブルクの初優勝に貢献。ニュルンベルクを経て14年からEフランクフルト。06年にデビューした日本代表では国際Aマッチ通算114試合2得点。主将として81試合出場は歴代最多。W杯は10年、14年、18年と3度出場。1メートル80、72キロ。利き足は右。妻はモデルの佐藤ありさ。

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