東京V・城福監督　東京ダービーに向けて熱気歓迎

東京V・城福監督
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　東京Vの城福浩監督（63）が11日、次戦FC東京との東京ダービーに向けて会見し、「クラブにも初の経験だが、あの熱量の中での試合。こういうダービーがあるというの感じられるのは幸せ。この一戦大事にしたい。大事だからこそ自分たちが何を目指しているか示さないといけない」とダービーの意義を説明、「空気感はあの場にいないとわからない。今のファンにも感じてほしいし、試合内容も含めて注目してほしい。ファン以外にもこんなに熱量の空間あるのかと発信で来る。そういう試合にしたい」と、抱負を掲げた。

　昨年の天皇杯でも対戦したが、今回はJ1の舞台。08年以来になる。

　当時城福監督はFC東京を率いていて、今回は逆の立場。それでも「どういうサッカーを目指しているか示して自信を得たい。ターニングポイントになるが、私情を挟むつもりはない」と、東京Vのすべてを出すつもりだ。

　FW木村勇大（23）も「ダービーは楽しみ、サポーターの熱量も高いし、チケットも売れている。必ず勝てるようにしたい。自分のできは悪くないがゴールに結びついていない。最後おいしいところに持って行ければありがたい。スカウティングで研究されているが、光栄なこと。それを乗り越えないと出ている意味ないし上に行けない。かいくぐって勝利につなげたい」と、勝利に直結するゴールを約束した。