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WEリーグとJFA マイナビ仙台が複数選手の登録を遅延も「大甘」の特例承認で既に出場

[ 2024年3月25日 05:00 ]

 日本サッカー協会(JFA)とWEリーグが選手登録事務手続き期限を遅延したマイナビ仙台の複数選手を特例で承認し、試合に出場させていることが24日までに分かった。複数の関係者が明かした。

 WEリーグの第2登録ウインドーは2月16日まで。当該選手は23~24年シーズンの前期は「特別指定」などで出場していた。だが卒業のタイミングで選手登録の変更をしなければならなかったが、クラブ側が放置。申請の締めきりだった14日12時を超えた後に気付き、その後、WEリーグに掛け合い、16日午後に選手らの登録が正式に通達された。

 6日の実行委員会では事情説明を求める声が多数挙がったが、前日22日に開催されたWEリーグ理事会では議題に挙がっただけで特に問題視はされず。男子サッカーでも登録期限は厳守され、21年8月には数分の差で当時シントトロイデンに在籍したFW鈴木優磨のシャルケ移籍が破談になった経緯がある。WEリーグと日本協会、マイナビ仙台は選手生命に配慮したが、リーグ運営やガバナンス体制は問われそうだ。

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