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磐田GK川島永嗣 5032日ぶりJ1出場で王者神戸相手に2失点で黒星発進 佐々木に股抜き弾決められる

[ 2024年2月24日 14:56 ]

明治安田J1リーグ第1節   磐田0―2神戸 ( 2024年2月24日    ヤマハ )

<磐田・神戸>後半、指示を出す磐田・川島(撮影・西海健太郎)
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 明治安田J1リーグ第1節第2日の6試合が24日、各地で行われ、2季ぶりのJ1に挑む磐田はホームで昨季王者・神戸と対戦。元日本代表GK川島永嗣(40)が先発出場し、川崎F時代の2010年5月16日の磐田戦(ヤマハ)以来5032日ぶりにリーグのピッチに立った。横浜FCのFW三浦の4680日を抜き、J1史上最長ブランクを更新。40歳11カ月4日の開幕戦先発はJ1のGKでは最年長となった。磐田が0―2で敗れ、開幕戦を飾れなかった。

 気合十分の表情でピッチに立った川島は前半5分に先制点を許す。右CKのこぼれ球を神戸MF汰木がミドルシュート、川島は横っ飛びでキャッチしようとしたが、ゴール左に決められた。

 後半も立ち上がりに失点。同4分、磐田が中盤でボールを失うと川島はFW大迫スルーパスに抜け出したFW佐々木と1対1に。右足で股を抜くシュートを決められ、追加点を許した。

 川島はW杯には4度出場。2010年南アフリカ大会から3大会連続で正GKを務め、好セーブの際に見せる「ドヤ顔」で再三、チームを鼓舞してきた。ベルギー、スコットランドでもプレーし、22~23年シーズン終了後はフランス1部ストラスブールを退団し、無所属に。今年1月、磐田に加入することが発表された。

 半年間の無所属を経てのJ復帰となったが、1月14日の今季初の全体練習では「サポーターの皆さんにピッチの上で姿を見せることが一番。GK陣で切磋琢磨(せっさたくま)することがチームのレベルアップにつながる」と意気込んでいた。

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