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浅野が移籍先候補に挙がるボルシアMG戦を前に「ボーフムでプレーすることに100%集中」

[ 2024年2月22日 23:38 ]

浅野拓磨
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 サッカーのドイツ1部ボーフムに所属する日本代表FW浅野琢磨(29)が来季移籍先の候補と報じられているボルシアMGとの対戦(24日)を前に取材に応じたと地元紙WAZが22日に報じた。

 今季限りで契約満了を迎え、ボーフムによる契約延長オファーやボルシアMGからの関心が報じられる中で両チームは週末に直接対決。浅野は注目の一番に向け「今季はボーフムでのプレーに全力を尽くす。週末の対戦相手が誰であっても僕には関係ない。僕はボーフムでプレーすることに100%集中している」と語ったという。

 今季は18日のBミュンヘン戦でリーグ戦6点目を決めて名門撃破に貢献。これで公式戦3連敗となったトゥヘル監督は今季限りの退団が発表された。22年W杯カタール大会ではドイツ代表を相手に決勝点を決めて敗退の一因となり、昨年9月の親善試合ドイツ戦でもゴール。フリック監督の解任につながり、同紙は「ドイツの監督のキャリアに影響を与える男だ」と指摘した。

 過去2季はリーグ戦でぞれぞれ3得点で終わっていたが、今季は2倍の6得点。浅野は好調の要因に触れ「このチームでプレーすることは自分にとって快適」と話したという。「過去2季では多くの得点チャンスがあったが、あまり得点できなかった。今季はうまくいっている。ゴール前で少しリラックスしているのかもしれない」と説明。日本代表で出場したアジア杯を終えてチームに合流後も「すぐに良くなった。プレーして得点して。ボーフムではいつも幸せ」と充実感をにじませたという。

 ボルシアMG戦では日本代表のチームメートであるDF板倉滉と対戦する可能性もあったが、板倉は警告累積で出場停止。「対戦を楽しみにしていた。彼が出場しないのは残念だが、ボーフムにとって出場停止になるのはいいこと」。ボルシアMGを相手にゴール数を伸ばせば、移籍市場でさらに注目度が高まることになりそうだ。

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