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2カ月ぶりの今季7点目で勝利に貢献した久保は「もう少しいいプレーをしないと」

[ 2024年2月19日 08:42 ]

スペイン1部   レアル・ソシエダード2―1マジョルカ ( 2024年2月18日    スペイン・パルマデマジョルカ )

久保建英(AP)
Photo By AP

 レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(22)はアウェーのマジョルカ戦で0―1の前半38分に同点弾を決め、2―1の逆転勝利に貢献した。

 0―1の前半38分に右寄りの位置でパスを受けた久保がペナルティーエリアまでボールを持ち込み、DFの足の下を抜ける鋭いシュート。GKの手を弾いてゴール左に吸い込まれた。昨年12月9日のビリャレアル戦以来となる今季7点目。過去に在籍した古巣とあって笑顔を見せることなく、セレブレーションも控えたレフティーだが、チームが公式戦5戦連続無得点と極度の決定力不足にあえいでいた中で貴重なゴールとなった。

 前半終了間際に退場で10人となったマジョルカに対し、シュート数で19―4と圧倒したRソシエダードだが、決勝点は後半アディショナルタイム。MFメリーノが左クロスを頭で押し込み、リーグ戦で4試合ぶり、公式戦では6試合ぶりの勝利を挙げた。

 フル出場した久保は今季8度目のマン・オブ・ザ・マッチに選ばれ、スペイン語で取材に対応。14日に0―2で敗れたパリSGとの欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦第1戦に触れ「パリSG戦の直後で、これほど複雑な試合の勝利は味わい深い」と満足げ。一方で「後半(終了間際に)にようやくゴールが決まったが、もう少しいいプレーをしないといけない。チームはシーズン初めにあったような輝きをピッチの4分の3で失っていると思う。現時点では少しアイデアが不足している」と指摘した。さらに23日に控えるパリSGとの第2戦に向け「今日の試合で調子が変わり、ゴールがさらに決まるか見てみたい」と力を込めた。

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