×

日本代表GK「再編」でシュミット招集へ W杯予選に向けベテランの経験値で5戦8失点から立て直す

[ 2024年2月5日 04:30 ]

シュミット・ダニエル
Photo By スポニチ

 日本代表のGK陣がW杯アジア2次予選の北朝鮮戦(3月21、26日)までに「再編」される可能性が高まった。過去最悪の5試合8失点という守備の再構築へ。関係者によれば、22年W杯カタール大会メンバーで、国際Aマッチ通算14試合出場のシュミット・ダニエル(32=ヘント)の招集が検討されていることが分かった。

 今大会は21歳のGK鈴木彩艶が全5試合に出場。フィード、反応など、そのポテンシャルの高さに疑いはない。だが失点が続き、自信を喪失したかのようなプレーも目立った。今大会のGK陣は前川黛也(29)、野沢大志ブランドン(21)と3人合わせてもAマッチ通算出場5試合と経験不足は否めなかった。

 ベテランGKが加われば、経験に基づく声かけなどで流れを変えられたかもしれない。過去のW杯でも10年に当時34歳の川口能活、22年も39歳の川島永嗣が精神的支柱として招集され、16強に貢献した。負けが許されないW杯2次予選。アウェーの北朝鮮戦では過去4試合で2分け2敗、1得点も奪えていない魔境、金日成競技場に乗り込む。鈴木を中心としたGK陣はより万全の態勢を整える。

続きを表示

「サッカーコラム」特集記事

「日本代表(侍ブルー)」特集記事

2024年2月5日のニュース