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南野 29歳初試合で祝砲だ!ゴンに並ぶ代表通算21ゴール狙う 19日アジア杯第2戦VSイラク

[ 2024年1月17日 04:35 ]

誕生日ケーキを贈られた南野(中央)は板倉(右)、菅原とともに笑顔(撮影・西海健太郎)
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 アジア杯で3大会ぶり5度目の優勝を目指す1次リーグD組の日本代表は、19日に2連勝を懸けて第2戦イラク戦に臨む。16日はドーハ市内で1時間ほど調整。同日に誕生日を迎えたMF南野拓実(モナコ)は29歳の初試合で自ら祝砲を狙う。ゴールすれば代表通算21得点で、中山雅史に並ぶ歴代12位。森保ジャパンの得点王が、9大会連続1次リーグ突破への道しるべになる。

 クールな南野が破顔した。「ハッピーバースデー・ディア・タキ!」。菅原と板倉が取材中の“主役”のもとにケーキを持って現れた。取材エリアを去る際には「(ケーキ)おいしいっす」と笑顔でサムズアップ。練習前には花道をつくった選手、スタッフに29歳の誕生日を祝福された。

 「代表期間中に誕生日を迎えられるのは個人的にうれしい。アジア杯を戦っているので、タイトルを獲ることは一つの自分の大きな目標。29歳の最初の大会を良い形で終われるように頑張りたい」

 28歳ラストゲームだった14日のベトナム戦では2得点し、代表通算得点を20の大台に乗せた。次戦のイラク戦で狙うのは00、07年の高原直泰、04年の中村俊輔、15年の本田圭佑以来のアジア杯開幕2戦連発だ。代表通算21得点となれば、歴代12位の“レジェンド”中山雅史に並ぶ。

 アジア杯、そしてカタールの地にはリベンジの思いも強い。19年の前回大会は6試合に先発してわずか1得点。22年W杯では3試合の途中出場に終わった。第2次森保政権下では招集されない日々が続き、結果を出す重要性を改めて実感。クラブでも代表でもゴールやアシストといった目に見える結果に貪欲にこだわってきた。

 悔しい記憶を良い思い出に塗り替え、頂点へ。1つ年を重ねたが、プレーの切れは増すばかり。頼りになる背番号8に導かれて、森保ジャパンは優勝への旅路を歩んでいく。

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