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MF本田圭佑「レベル下がっても熱狂的な場所で短い期間でも」新天地選びへのこだわり示す

[ 2023年12月16日 17:46 ]

<橋本英郎 引退試合>前半・ボールを持って上がる日本代表フレンズ・本田圭佑(撮影・中辻 颯太)
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 パナソニックスタジアム吹田で開催された橋本英郎引退試合に「日本代表フレンズ」として参加したMF本田圭佑(37)が、来年こその実戦復帰を見据えた。この日は前半45分間プレーし、橋本英郎のクロスを合わせて1得点を挙げた。

 スドゥバ(リトアニア)に所属した21年11月3日以来773日ぶりの有料試合。22年10月に膝の手術を施して以降は「ボールを蹴る回数は減っている」というが「トレーニング量は減らしてない」。公式戦とは違った雰囲気だったが「その中で、どうやって点取ろうか考えていた」と勝負に拘る姿勢は何も変わっていなかった。

 気になる新天地は「どのタイミング、どこの国、どこのクラブというのは、いくつか候補は絞っているつもり」という。そして「意味の分からん指導者の下、意味の分からん戦術で1年間やるかと言えば…。別にそんな金もいらんし、そういうのじゃない。満員スタジアムで、レベルが下がったとしてもすごく熱狂的な場所でヒリヒリするようなものが得られるならば短い期間でも」と口にした。

 J復帰はあらためて否定。もちろん「そんなヤツは今までいなかったから、条件面のところでも結構複雑なことになってくる」と一筋縄ではいかないことも理解している。それでも3度出場のW杯全てで得点とアシストをマークしたカリスマが見ているのは、自身10カ国目でのプレー。「来年のどこかで目指すにあたって、サッカーボールに触れる量も増やしていかないといけないとは思っている」と来たるべき日のために体を整えていくつもりだ。

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