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日本代表 中村憲剛、内田篤人氏がロールモデルコーチとしてA代表活動参加 森保監督「代表の血の継承」

[ 2023年12月7日 13:53 ]

<サッカー日本代表メンバー発表>タイ代表戦のメンバーについて会見するサッカー日本代表・森保監督(撮影・村上 大輔)
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 日本サッカー協会は7日、元日の親善試合タイ代表戦(国立)に臨む日本代表メンバー23人を発表した。初招集はMF伊藤涼太郎(シントトロイデン)とGK野澤大志ブランドン(FC東京)の2人。11月に負傷欠場したDF板倉滉(ボルシアMG)やMF中村敬斗(Sランス)も復帰を果たした。年末にクラブでの試合があるMF遠藤航(リバプール)やMF久保建英(ソシエダ)は招集を見送られた。 日本代表メンバー

 今回の活動はロールモデルコーチとして元日本代表の中村憲剛氏と内田篤人氏がチームに同行することも発表された。

 日本サッカー協会の山本昌邦ナショナルチームダイレクターは「2人は育成年代のロールモデルコーチとしてずっと活動してもらっている。内田篤人さんはサイドバックで欧州CLベスト4でプレーした、本当にトップトップを知る人材の1人。我々のコーチングスタッフの中にサイドバックの専門家がいないということもある。中村憲剛さんはU―17を中心にやってきてもらっている。継続的なところと彼らの外から見た目とチームの中に入っての様々な彼らならではの特徴を我々のコーチングスタッフと一緒になって日本全体の成長のために生かしたいと現場からの要望もあってこういう形になりました」と説明した。活動に参加するのは12月28日の合宿開始から30日までの予定で、山本TDはアジア杯への同行は「今のところ考えていません」とした。

 森保一監督は「2人とも代表経験、トップトップの経験がある中で、代表の血の継承というところで彼らが持っている経験を我々コーチ陣と一緒に選手たちに伝えてもらい、日本のために戦うところ、トップトップの選手になるための技術を含めたノウハウを選手に伝えてもらえればありがたい。我々コーチングスタッフにとっても彼らとのやりとりで選手へのアプローチへの幅、戦術の幅を広げることについてもいいコミュニケーションが取れるのではないかと思っている。さらなるブラッシュアップのために彼らを招集させていただきました」と期待した。

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2023年12月7日のニュース