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森保監督 板倉、中村敬は元日プレー可能 初招集の伊藤は攻撃面を評価 野澤は負傷離脱した大迫敬代役

[ 2023年12月7日 13:40 ]

<サッカー日本代表メンバー発表>タイ代表戦のメンバーについて会見するサッカー日本代表・森保監督(撮影・村上 大輔)
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 日本サッカー協会は7日、元日の親善試合タイ代表戦(国立)に臨む日本代表メンバー23人を発表した。初招集はMF伊藤涼太郎(シントトロイデン)とGK野澤大志ブランドン(FC東京)の2人。11月に負傷欠場したDF板倉滉(ボルシアMG)やMF中村敬斗(Sランス)も復帰を果たした。年末にクラブでの試合があるMF遠藤航(リバプール)やMF久保建英(ソシエダ)は招集を見送られた。 日本代表メンバー

 都内で行われた発表会見に出席した日本代表の森保一監督はタイ戦に向けて「勝利を目指しつつ、チームの戦術、チャレンジ、個の経験値を上げるチャレンジをしたいと思っています。選手たちの頑張りを見ていただいて、1年のいいスタートになったと思えるような試合ができればと思っています。元日の試合がアジア杯、W杯2次予選、W杯本大会へつながる貴重な場だと思う。元日の試合を大切に戦いたい」と意気込みを口にした。

 負傷離脱していた板倉や中村敬の状態については、代表スタッフが各所属クラブとコミュニケーションを取ってコンディション面を把握しているとした上で「元日にプレーできるということで招集させていただいています」と説明した。

 また、初招集となったMF伊藤涼太郎(シントトロイデン)とGK野澤大志ブランドン(FC東京)についても言及した。

 伊藤については「我々はその時々で招集していない選手も含めて広範囲に日本代表として戦える戦力の発見、発掘をしている中で新潟時代、シントトロイデンでプレーしている中で日本代表の戦力として戦ってもらえる選手ということで選出させてもらった。彼のいいところはやはり攻撃のところ。得点を奪うというところは、まだまだ全てをシントトロイデンで発揮できていないが、チームの中でトップ下の10番や8番のポジションでチーム内で存在感あるプレーを見せているので招集させていただいた」と説明。野澤については、これまで継続的に招集されてきたGK大迫敬介(広島)が負傷離脱していることを明かし「彼は東京でも試合に出ているし、五輪年代で大岩監督のもとで非常に力をつけている。J1の舞台での経験、これからの伸びしろを期待して招集させていただいた。経験値は浅いが、自分が試合に出るというギラギラしたものを練習から見せてもらいたい」と期待した。

▽メンバーは以下の通り
GK前川黛也(神戸)
GK鈴木彩艶(シントトロイデン)
GK野澤大志ブランドン(FC東京)
DF谷口彰悟(アルラヤン)
DF板倉滉(ボルシアMG)
DF森下龍矢(名古屋)
DF町田浩樹(サンジロワーズ)
DF毎熊晟矢(C大阪)
DF伊藤洋輝(シュツットガルト)
DF菅原由勢(AZ)
DF藤井陽也(名古屋)
MF伊東純也(Sランス)
FW浅野拓磨(ボーフム)
MF南野拓実(モナコ)
MF伊藤涼太郎(シントトロイデン)
MF堂安律(フライブルク)
FW上田綺世(フェイエノールト)
MF田中碧(デュッセルドルフ)
MF奥抜侃志(ニュルンベルク)
MF川村拓夢(広島)
MF中村敬斗(Sランス)
MF佐野海舟(鹿島)
FW細谷真大(柏)

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