Jリーグ優秀選手賞34人を発表　初Vの神戸からはDF本多勇喜ら計7人選出

神戸・本多勇喜
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　Jリーグは4日、「2023Jリーグ優秀選手賞」34名を発表した。J1リーグ18クラブの監督および選手による投票結果をもとに選ばれ、この中から最優秀選手賞（MVP）、ベストイレブンが選出される。

　リーグ初優勝を果たした神戸からはFW大迫勇也やMF山口蛍、日本代表GK前川黛也ら計7人が選ばれた。特に目を引くのが、1メートル73と小柄ながら脅威の身体能力を誇るDF本多勇喜（32）だ。

　19年末に左アキレス腱断裂。その後は試合出場率が下がり、昨年限りで京都との契約が満了した。だが地道な練習を続け「今年に入って自分の感覚が戻ってきた」と復調。本職のセンターバックだけではなくシーズン終盤は左サイドバックとしてもプレーし、32試合出場を果たした。

　苦労を重ね、それでも立ち上がり、やっとJ1の頂点に立った。そんな努力を続けてきたからこそ、多くの監督や選手からの称賛を集めた。