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岡田武史氏 JFA会長選立候補の可能性急浮上 出馬なら一気に大本命

[ 2023年11月2日 04:44 ]

JFA次期会長選に立候補の可能性が急浮上している岡田氏
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 元日本代表監督で日本サッカー協会(JFA)副会長を務める岡田武史氏(67)が、同協会の次期会長選挙に立候補する可能性が急浮上していることが1日までに分かった。

 会長職を4期務めた田嶋幸三会長(65)は来年3月で退任。新会長は12月24日の評議員の投票で決定する。現時点で専務理事の宮本恒靖氏(46)、Jリーグチェアマン室特命担当オフィサーの鈴木徳昭氏(61)が立候補の意思を見せているが、日本協会はさらなる候補者を見込み、10月29日だった当初の締め切りを延長。複数の協会関係者によれば、それこそが岡田氏出馬へ向けた“緊急措置”だったという。

 98年、10年と2度のW杯で日本代表を指揮した岡田氏は14年11月に地域リーグに所属した今治に出資し、オーナーに就任。独自のトレーニング法などでチームを強化し、20年には念願のJリーグ入りを果たした。今季はここまでJ3で4位。残り5試合でJ2昇格の可能性を残しており、岡田氏は出馬にも慎重な姿勢を見せているというが、田嶋会長からの信頼も厚く周囲の期待は大きいようだ。

 会長選は今月25日までに都道府県協会やJ1クラブなどの代表者で構成される79人の評議員のうち16人以上の推薦を得られると正式な候補者となり、26日から選挙活動期間に入る予定。指導者としても経営者としても日本サッカー界をけん引してきた岡田氏が立候補すれば、一気に大本命に躍り出そうだ。

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