C大阪の日本代表DF毎熊晟矢　23日神戸戦でFW大迫ら“BIG3”封じだ

実戦練習でボールに食らいつくC大阪DF毎熊晟矢
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　C大阪は20日、大阪・舞洲で公開練習を行い、23日の神戸戦（ノエスタ）へ向け日本代表DF毎熊晟矢がFW大迫勇也ら“BIG3”封じを誓った。

　残り7節で現在6位のC大阪は首位の神戸と勝ち点7差。勝てば同4差に詰まり、逆転優勝を十分狙える半面、敗れれば同2桁の10差となり、優勝戦線からは後退する。何としても勝ち点3が欲しい一戦で、毎熊は「今の順位、この状況で大一番じゃない試合はない。（敗れた16日の）鹿島戦（カシマ）もその気持ちでやりましたし、今後も一戦一戦、大一番という気持ちでやろうというのは、残り10節ぐらいからずっと思っている」と変わらぬ勝利への意欲をにじませた。

　積極的な攻撃参加が背番号16の持ち味の一つでもあるが、DFを務めるだけに勝利への鍵は自身の堅守にもある。「（神戸は）大迫選手、武藤（嘉紀）選手、山口（蛍）選手が引っ張ってきた。その選手たちを抑えられれば、相手の攻撃力は半減する」と“BIG3”に好き勝手させないつもりだ。相手の吉田孝行監督はJ2長崎時代のコーチ。FWから右サイドバックへの転向という日本代表への道筋を示してくれた恩人で「大きな存在」と感謝しているが、試合では「関係ない」。ホームで劇的勝利を収めた6月10日に続き、敵地でも勝ち点3をもぎ取る。