FW古橋亨梧「刺激をもらい、僕は成長できた」カタールW杯で叶わなかったドイツ戦へ気合

＜日本代表欧州遠征＞クロスに飛び込む古橋（撮影・小海途　良幹）
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　欧州遠征中の日本代表は、9日（日本時間10日未明）に昨年のW杯カタール大会1次リーグで撃破したドイツ代表と再戦する。FW古橋亨梧（28＝セルティック）は「強豪とやる時の1点は重みがある。どれだけのチャンスがあるか分からないが、確実にモノにできるようにしないといけない」。6月の親善試合エルサルバドル戦以来となる国際Aマッチ通算5得点目を見据えた。

　W杯カタール大会は土壇場で落選。「純粋に勝ってほしいと思っていた。いちサッカーファンとして応援していた」。ドイツに逆転勝ちした試合を喜びつつ「すごく刺激をもらった。そこから一段階、僕は成長できた」と活力に変えた。そして22―23年シーズンは日本人初となる欧州主要リーグでの得点王。元々得意の背後への抜けだしだけではなく、エリア内で何度も動き直してマークを外す技術にも磨きが掛かった。

　直近のリーグ・レンジャース戦（3日）でも1得点を挙げ、今季リーグ3得点で得点ランキングトップタイ。決定力の高さを見せつけている。昨年11月に叶わなかったドイツ戦のピッチに立ち、再び日本の歓喜をもたらす。