J3長野の新監督に前J3今治監督の高木理己氏が就任　9月2日のホーム愛媛戦から指揮

　J3長野パルセイロは29日、前J3今治監督の高木理己氏（45）の監督就任を発表した。現在20チーム中15位の成績不振を理由に、シュタルフ悠紀前監督（39）を27日付で解任していた。高木新監督は29日の練習から指揮を執り、9月2日のホーム愛媛戦が長野での初陣となる。

　千葉県出身の高木氏は市船橋高―帝京大でプレー。帝京大では現長野パルセイロ・レディースの広瀬龍監督（67）の指導を受け、4年時には主将も務めた。00年に母校・市船橋高のコーチとして指導者のキャリアをスタートさせ、山梨学院大付高監督、帝京第三高ヘッドコーチを経て、11年に当時J2の京都でコーチに就任。J3鳥取、J1湘南でもコーチを務め、17年から鳥取U―18監督、19年からはJ3鳥取を監督として率いた。同年は7月と10月のJ3最優秀監督に選出されるなどチームを7位、20年は5位に導いたが、21年5月に解任された。その後は市船橋高時代の恩師・布啓一郎氏が監督を務めていたJ3今治でコーチとなり、今季監督に昇格。第21節まで4位につけながら今月8日に退任が発表されていた。

　▼高木理己氏　とにかくここから這い上がります。
そして、この状況を打ち破っていく為にはオレンジに染まる皆様のパワーが必要不可欠です。
我々に残された時間は多くはありませんが、少なくもありません。
皆で力を振り絞り、その力をスタジアムに集結させましょう。
Go　all　out.
全てを出し尽くします。