×

FC東京とプロ契約の16歳佐藤龍之介 「長友選手を越えていけるような選手に」

[ 2023年8月26日 16:47 ]

佐藤龍之介が、FC東京とプロ契約を締結。国立競技場で会見
Photo By スポニチ

 FC東京は26日、FC東京U―18のMF佐藤龍之介(16)とプロ契約を締結したと発表した。16歳10カ月10日でのトップ昇格は、16歳4カ月28日の久保建英(現レアル・ソシエダード))に次ぐクラブ年少記録。

 この日、神戸戦が行われる国立競技場で会見に臨んだ佐藤は「素直に嬉しかったっていうのが1番で、やっとプロ契約させていただいて、プロの人たちと練習をしっかりできるっていうのは本当にうれしい」と目を輝かせた。

 佐藤は今年1月に初めてトップチームの合宿に参加。そこで22年W杯カタール大会帰りの元日本代表DF長友佑都(36)から話しを聞き、プロ入りを強く意識したという。「やっぱり長友選手は自分の憧れであり、目標となる選手。ポジションは違いますけど、世界で活躍して、W杯も4回出場している。そんな選手はなかなか日本にはいないと思うので、長友選手を越えていけるような選手になれるように頑張りたいと思います」。

 小原GMによれば、U―20日本代表MF松木玖生(20)も、「小原さん(GM)、彼たぶん、すごい選手になると思いますよ。僕に似てるんですよ。考え方とか、発言とか」と、佐藤のメンタルの強さに太鼓判を押していたという。

 佐藤は1メートル67と小柄ながら、抜群の戦術眼と運動量を誇り、日本代表も各年代で活躍。今年11月には主軸として出場が期待されるU―17W杯インドネシア大会が控える。小原GMはこの時期のプロ契約について「アカデミー、年代別代表のプレー、とくにU―17W杯のアジア予選での活躍を見て、総合的に考えこの時期に契約することが彼の成長をさらに加速できると思った」と説明した。

 今季は2種登録を維持し、U―18の試合にも出場しながら、トップチームで活動する形になるという。また楽しな若き逸材がトップチームに上がってきた。

続きを表示

「サッカーコラム」特集記事

「日本代表(侍ブルー)」特集記事

2023年8月26日のニュース