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FC東京・安部ラストゲーム飾れず「約9年半お世話になりました」クラモフスキー監督就任後リーグ初黒星 

[ 2023年7月16日 21:32 ]

<FC東京・鹿島>サポーターの声援にこたえるFC東京・安部(右)(撮影・西海健太郎)
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 FC東京は16日、ホームで鹿島に1―3で敗れ、ピーター・クラモフスキー監督が就任してからリーグ4戦目にして初黒星を喫した。

 前半9分、MF松木の左足クロスからエースのFWディエゴ・オリベイラが素早い反転から右足で決めて先制。だが、同23分にCKから相手のエースFW鈴木に頭で決められ同点にされると、前半終了間際にFW垣田、後半9分にMFピトゥカと立て続けに失点を許した。オーストラリア人指揮官が就任してから3試合連続クリーンシートだったが、この日は守備が持ち堪えられなかった。

 鹿島戦はベルギー1部ベルギー1部モレンベークに完全移籍するMF安部柊斗(25)のラストゲームだったが、白星で送り出すことができず。安部はFC東京のアカデミー出身で、明大を経て19年6月に特別指定選手としてJ1デビュー。20年に正式加入した。試合後の壮行セレモニーで安部は「C東京では、アカデミーを含めて約9年半お世話になりました。このクラブには感謝しかありません。夢だった海外でのプレー。自分の憧れである(明大の)先輩の長友佑都選手に少しでも追いつけるように、追い越せるように、いい報告ができるように頑張っていきます」とさらなる飛躍を誓った。

 最後はボランチでコンビを組んだ松木から花束が贈られ、場内を一周してサポーターに別れを告げた。

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