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浦和 ドローも堅首で決勝T進出 明本が後半に値千金同点弾

[ 2023年6月19日 04:33 ]

ルヴァン杯1次リーグ第6節   浦和1-1清水 ( 2023年6月18日    アイスタ )

<清水・浦和>後半、ゴールを決め喜ぶ浦和・明本(右)(撮影・西海健太郎)
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 各地で10試合が行われ、B組首位の浦和は敵地で清水と1―1で引き分け、1勝5分けの勝ち点8で1位を堅持して決勝トーナメント進出を決めた。また福岡、G大阪も各組1位で突破。札幌、鹿島、FC東京はいずれも勝ち点10で各組を2位で通過し、既に1次リーグ突破を決めていた横浜と名古屋を含めて8強が出そろった。前回優勝の広島は敗退。ホーム&アウェー方式の準々決勝は9月6、10日に行われる。

 チームの窮地を救う同点ゴールを決めた明本の表情は晴れなかった。「うまく自分のところにこぼれてきてくれた。ただ、勝ちきれなかったことが悔しい」。1勝5分けの勝ち点8で1次リーグを首位通過。しかし、試合後にはサポーターから厳しい声も浴びた。

 前半にプレースピードと強度が上がらない悪癖が顔を出した。球際で負けるシーンもあって攻めきれない。そんな中、33分に相手ミドルシュートで失点。後半開始でFWリンセンとDF酒井を投入して流れを引き寄せ、同4分に追いついたが、勝ち越しは遠かった。

 「どんな苦しい状況でも勝てるチームを目指さないといけないし、最後のクオリティーを上げていかないといけない」。あと一歩を突き詰めることが、16年以来の頂点につながっていく。

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