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ボルシアMG加入の神村学園FW福田師王 背中を押された板倉と麻也の言葉

[ 2022年12月21日 06:00 ]

ボルシアMGのユニホームを着て笑顔をみせる神村学園FW福田
Photo By スポニチ

 来年1月にドイツ1部ボルシアMGに加入する神村学園FW福田師王(18)が20日、同校で会見し「1日でも早くトップチームデビューして勝利に貢献できるように」と意気込んだ。U―23のチームからスタートする。

 海外、Jリーグ計11チームからオファーを受けたが「もともと海外が好きで憧れていた」と決断。ドイツに練習参加で行った際には、同クラブの先輩でW杯日本代表のDF板倉滉、DF吉田麻也らと食事に行く機会があったという。そこで板倉に「早い段階で海外を知ると将来が変わってくる」、吉田には「今すぐにでも来い」と背中を押されたことも大きな決め手になった。

 「ごはんも楽しみ」と声を弾ませる。一方で「直接海外に行って成功している選手はあまりいない。自分がその成功例をつくっていきたいし成功しないといけない」と語った。

 28日開幕の全国高校サッカー選手権が高校最後の大会。「全国優勝と得点王」と目標を掲げた。有村圭一郎監督は「日本サッカー界にとっても大きな挑戦。賛否あるとは思いますがこれからの未来、師王が努力を重ねて道を切り開いていってほしい」とエールを送った。(村田 有子)

 ◇福田 師王(ふくだ・しおう)2004年(平16)4月8日生まれ、鹿児島県鹿屋市出身の18歳。大姶良小1年の時、3歳上の兄の影響でサッカーを始める。高山FC―神村学園中。高1でU―17日本代表、高校選手権優秀選手、高2で日本高校サッカー選抜、高校総体優秀選手・得点王、高校選手権優秀選手、高3で日本高校サッカー選抜。目標とする選手はレバンドフスキ(バルセロナ)。好きな食べ物はチキン南蛮。ポジションはFW。利き足は右。1メートル78、70キロ。

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2022年12月21日のニュース