2試合不調のMF鎌田 スペイン戦へ集中「気にしても仕方ない。考えるのは終わってから」

練習に汗を流す鎌田（撮影・西海健太郎）
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　日本代表は29日、1次リーグ第3戦スペイン戦（日本時間12月2日午前4時キックオフ）へ向けてドーハ市内で練習を行った。2試合で本来のパフォーマンスを発揮し切れていない“王様”MF鎌田大地（フランクフルト）は「気にしても仕方ない。考えるのは終わってからで良い」と切り替え。勝てば決勝トーナメント進出の1戦へ向けて集中した。

　鎌田によれは「間違いなくコンディションは良い。スタジアムの雰囲気も欧州CLや欧州Lのが凄い。どこか傷むのもない。問題ない」という。圧倒的な結果を残してきているフランクフルトと同じ状態。不調の理由は「考えたけど正直、分からない」。だから深く追求するのは止めた。

　「この2試合に納得はしていない。自分に失望している。でも僕がもっとできるのは分かっている。残り1試合ある。自分たちの結果次第で上がれる可能性がある。他力じゃない。モノにできるようにしたい」。右膝を痛めている遠藤航の状態次第ではボランチ起用もある15番。「監督に聞いてほしい」と苦笑いを浮かべつつ「もちろんボ、ランチでもできる。ボランチでもトップ下でもどちらも問題ない」とスクランブル起用にも自信を見せた。