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スポルティング守田 CLデビュー戦で先制アシストなど2点に絡む活躍「うまく連動できた」

[ 2022年9月8日 13:21 ]

欧州チャンピオンズリーグ・1次リーグD組第1戦   スポルティング3―0アイントラハト・フランクフルト ( 2022年9月7日    ドイツ・フランクフルト )

ヘディングで競り合う守田(AP)
Photo By AP

 スポルティングの日本代表MF守田英正(27)が堂々の欧州CLデビューを飾った。昨季欧州リーグ王者・Eフランクフルトのホームに乗り込んで大会初出場を果たすと、後半20分に先制点をアシストするなど2得点に絡む活躍。ボランチとしてフル出場して3―0の勝利に貢献した。

 「前半は結構押されていたし、自分たちの思っていた内容ではなかったけど、頑張ってゼロに抑えたことが後半に生きたかな」と守田。アシストの場面ではタイミング良くペナルティーエリアに進入し、左サイドに流れたFWゴンサウベスからパスを受けてゴール前に折り返した。「(ゴンサウベスが)外に走ったので、そこが空くのは分かっていた。チームの練習で“そこに走れ”というのはあった。うまく連動できたと思う」。2分後にも鋭い縦パスを通して追加点の起点となり「僕のパスが点に結びついた。そこは良かったなと」と手応えを口にした。

 1年半在籍したサンタクララから今夏、スポルティングに移籍。ポルトガル屈指の強豪加入でステップアップした。新天地では公式戦6試合に全て出場して先発はこの日が4戦目。欧州最高峰のCLでも上々のデビューを果たし「アンセム(大会公式曲)を聴いた時に凄く感じるものがあった」と振り返った。移籍して良かったかという質問には「それは間違いない」と笑顔で応じた。

 Eフランクフルトでは日本代表のチームメートであるMF鎌田大地(26)が先発し、後半38分からは鎌田と交代で元日本代表DF長谷部誠(38)が出場。「意識しすぎないように。でもヨーロッパで日本人と一緒に戦えるのは凄く楽しかった」。W杯カタール大会(11月20日開幕)に向け、守田が新たな環境で経験値を蓄えていく。

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2022年9月8日のニュース