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川崎F 最終戦白星も2年連続16強逃す、落胆の鬼木監督「自分の力不足」

[ 2022年5月1日 05:30 ]

ACL1次リーグ   川崎F1ー0広州FC ( 2022年4月30日    ジョホールバル )

広州FCに勝利した川崎Fイレブン
Photo By 共同

 川崎Fが1次リーグで敗退した。30日のI組最終戦で前半14分にFW知念慶(27)が決勝点を挙げ、広州FC(中国)に1―0で勝利。勝ち点を11に伸ばしたが、同組の勝ち点10同士の一戦でジョホールDT(マレーシア)が蔚山(韓国)に勝利したことにより首位突破を逃して2位が確定。G組の結果で2位の成績上位3チームに入れないことが決まり、2年連続の16強入りを逃した。

 アジア制覇の夢が早々に散った。川崎Fは勝利した上で同時刻開始のジョホールDTと蔚山が引き分ければ逆転突破が決まったが、ジョホールDTが終了間際に勝ち越したため1位が消滅。さらに他組の結果で2位突破の道も断たれた。97年に日本代表がW杯初出場を決めた「ジョホールバルの歓喜」の地で無念の敗退。鬼木監督は「1位にならないと突破は難しいと思っていた。自分の力不足を感じています」と肩を落とした。

 敗れて首位から陥落した前節の蔚山戦から先発9人を代え、若手主体で前回8―0で勝利した相手に向かった。決勝点を奪った知念は「総力戦でできる限りのことは尽くしたが、悔しい結果になった。この悔しさはJリーグで晴らしたい」。J1・3連覇をはじめとする国内タイトルへと切り替えていく。

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