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オシム氏死去 ネットで追悼の声「あなたがいたから日本サッカーは進化した」「W杯での戦いを見たかった」

[ 2022年5月1日 23:21 ]

2005年11月、ナビスコ杯の優勝報告会で、デジカメを持ってはしゃぐ阿部勇樹(中央)らの後ろで選手たちを見つめる千葉のイビチャ・オシム監督
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 オーストリア1部シュトゥルム・グラーツは1日、元日本代表監督で、1994~2002年にチームの指揮を執ったイビチャ・オシム氏が亡くなったと公式サイトで発表した。80歳だった。アシマ夫人からクラブに連絡があったという。6日に81歳の誕生日を迎える直前での訃報となった。

 オシム氏と日本との縁は深く、2003年に市原(現J2千葉)監督に就任し、05年にはナビスコ杯のタイトルを獲得。その手腕を買われて06年W杯ドイツ大会終了後に日本代表監督に就任したが、07年11月に脳梗塞で倒れて退任。「ライオンに追われたうさぎが肉離れしますか?」などの「オシム語録」でも注目された。

 日本サッカー界に大きな影響を与えた名将の訃報に、SNSでは驚きの声とともに「お疲れさまでした」「ありがとうございました」の声が続々。「あなたがいたから日本サッカーは進化しました」「オシムさんが率いた日本代表のW杯での戦いを見たかった」「あのまま指揮してたらどんな未来があったんだろう」「まだずっと日本サッカーを見てくれると思ってた。今年のワールドカップもみてほしかった」「これからも日本サッカーを天から見届けてほしいです」「オシム監督でW杯行って欲しかった」など追悼の声が上がった。

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