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鹿島 優磨弾で奪首!「長い歴史の中で大事な日」クラブJ1通算1000試合目飾る

[ 2022年4月30日 05:30 ]

明治安田生命J1第10節   鹿島3ー0C大阪 ( 2022年4月29日    ヨドコウ )

<C大阪・鹿島>リーグ通算1000試合を白星で飾り、サポーターと記念撮影を行う鹿島イレブン(撮影・北條 貴史)
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 明治安田生命J1リーグは各地で6試合が行われ、鹿島はC大阪に3―0で快勝し、首位に浮上した。前半6分に先制点を決めたFW鈴木優磨(26)が1ゴール1アシストに加え、3点目の起点となる大車輪の活躍。クラブJ1通算1000試合目の節目で主役となった。新国立競技場で初のリーグ戦となったFC東京―G大阪戦は、コロナ禍以降最多となる4万3125人の観衆が集まった。

 直近9戦負けなしのデータ通り、好相性のC大阪から勝ち点3を奪って首位奪取に成功した。ゲームキャプテンとしてクラブ1000試合目の節目に臨んだFW鈴木は「長い鹿島の歴史の中で大事な日だった。そういう日に勝ててうれしい」と言葉に力を込めた。

 鈴木個人にとってもゴールデンウイーク連戦の幸先の良いスタートになった。前半6分にこぼれ球を押し込んで先制すると、同14分にはパリ五輪世代のMF松村の2点目をアシスト。「試合を重ねるたびに若手も自信を持って臨めている」とチームの成長をアピールした。

 鈴木は4得点で得点ランク4位タイに浮上。日本代表の強化試合(6月)への招集にも期待が高まるが「(代表への思いは)ないっす」ときっぱり。「(この勢いを)タイトルにつなげないといけないと身に染みて思っている。そこに向けて全員でやっていきたい」と6年ぶりの国内タイトル奪回へ集中している。

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