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矢板中央が3大会続けて初戦でPK勝利。1年時から守護神の藤井主将が3連続阻止

[ 2021年12月31日 21:16 ]

第100回全国高校サッカー選手権2回戦   矢板中央2―2(PK3―2)米子北 ( 2021年12月31日    柏の葉 )

<2回戦 米子北・矢板中央>後半、強烈なシュートを止める矢板中央GK・藤井(中央)(撮影・沢田 明徳)
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 矢板中央が3大会連続で初戦をPK勝利で突破した。全国高校総体準優勝の米子北に先制を許し、後半に2―1で逆転して勝利を目前にしながらアディショナルタイムに失点。決着はPK戦に持ち込まれたが、1年時から守護神を務めて2大会連続の4強入りに貢献した藤井陽登主将(3年)が貫禄を示した。

 後攻の2本目に寮で同部屋のMF大畑凜生(3年)が止められて1―2とリードされたが「俺が止めるから下を向くな」と激励すると、そこから3本連続で阻止。「相手はGKを見てくるという情報があったので先に跳ばないことを意識した。(過去2大会は)プレッシャーや緊張もあったけど、今回はリラックスして楽しかった」と振り返った。

 1―1の後半24分に一時勝ち越しとなるゴールを決め、栃木県大会から“5戦連発”としたエースの藤野和哉(3年)は「PKにいったら勝ちと思っていた。安心しかない」と頼れる守護神を称賛。藤井主将は「チームとして日本一の目標を持っている」と先を見据えた。

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2021年12月31日のニュース