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就任1年目でタイトル&ACL出場権獲得の浦和・ロドリゲス監督「奇跡が起こるのもサッカーの一部」

[ 2021年12月19日 17:40 ]

※名前は後で入れて送ります<天皇杯決勝 浦和・大分>優勝を喜ぶロドリゲス監督(中)ら浦和イレブン(撮影・西海健太郎)
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 第101回天皇杯は19日、東京・国立競技場で決勝が行われ、今季J1リーグ6位の浦和は今季限りで退団するDF槙野智章(34)の決勝弾で大分を2―1で下し、3大会ぶり、歴代最多タイ8度目(前身含む)の優勝を飾った。

 浦和は前半6分にペナルティーエリア右付近に流れたMF小泉がボールをキープし粘りを見せると、こぼれ球を拾ったMF関根が相手DFを交わしてDF、GKを引き付けながら中央へパス。最後は日本代表MF江坂が右足を振り抜くと、ボールは相手DFの股下をすり抜け、ゴール中央へと吸い込まれた。

 後半45分には大分MFペレイラにヘディングシュートを決められ同点とされた。だが試合終了間際のアディショナルタイム、途中出場DF槙野が右CKのクリアボールをMF柴戸がシュートしたところを頭でコースを変えて押し込み試合を決めた。

 今季から浦和で指揮を執り、自身にとっても日本初となるメジャータイトルで来年のACL出場権をもたらしたロドリゲス監督は、「凄く幸せに感じています。こうやって多くの方に支えて頂いて、今回多くのサポーターが来てくれた中で、ここまで戦ってくれた選手、スタッフに感謝しています」と強調した。

 「今回の試合は大分、凄く難しい相手で厳しい展開になりましたけれども、最後の最後に点を取って奇跡が起こる、こういったこともサッカーの一部だと思います。きょうは本当に難しい試合でしたけれども、皆様の後押しのおかげでものにすることができました。ありがとうございました」と続けた。

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