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J2長崎・玉田が引退会見 三都主アレサンドロ氏のサプライズ登場に「泣きそうになった」

[ 2021年12月12日 05:30 ]

三都主アレサンドロ氏(左)のサプライズ登場に笑顔をみせる玉田
Photo By スポニチ

 J2長崎の元日本代表FW玉田圭司(41)が11日、長崎市内で引退会見を行い、約300人のサポーターの前で23年の現役生活に別れを告げた現在の心境を語った。

 引退を決断したのは11月で「実感は全くない」とした。41歳まで現役を続けられた理由を「負けず嫌い」と話し、10代の頃に先輩選手から「そのプレースタイルでは長く活躍できない」と言われたことで「そういう言葉が自分を奮起させてくれた」と振り返った。今季最終戦の後には現役時代は口にしなかったカップ焼きそばを食べたことを話し「久々でおいしかった」と笑顔。今後は未定で「指導者の道もひとつの選択肢」と語った。

 玉田は千葉・習志野高から柏入りし、06年から在籍した名古屋では10年に13得点してJ1優勝に貢献。W杯には2度出場し、「ドイツW杯(06年)のブラジル戦のゴール」を思い出に挙げた。そのゴールをアシストした三都主アレサンドロ氏が会場にサプライズ登場すると、「泣きそうになった」と感激していた。

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2021年12月12日のニュース