ACミランのイブラヒモビッチがセリエA通算150得点＆各国リーグ戦通算400得点で7連勝に貢献

セリエA   ACミラン2―1ローマ （ 2021年10月31日    イタリア・ローマ ）

ゴールを決め、両手をあげるイブラヒモビッチ（AP）
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　ACミランのFWズラタン・イブラヒモビッチがメモリアル弾で恩師モウリーニョ監督が率いるローマ撃破に貢献した。

　前半25分にペナルティーエリアの左手前から壁の脇を抜く低い弾道の直接FK弾。セリエA通算150得点、さらに各国で挙げてきたリーグ戦通算400得点に到達する節目の一撃となった。後半にもPK奪取がMFケシエの追加点につながり、7連勝に貢献したストライカーは「偉大な勝利」と満足げ。FK弾の速度が101キロだったと聞かされると「普通なら200はいく。多分（原因は）年齢だね」と冗談交じりに語った。

　10月3日に40歳となったが、驚異的な運動能力と力強いプレーは健在だ。「“長寿”の秘けつは心にある。“40”はただの数字でしかないことを証明しようとしているんだ。以前のようにはプレーできないが、経験を積んで賢くなった。自分のパフォーマンスに驚くことはない。俺は最高だ」。開幕11戦で10勝1分けとクラブ史上初の好成績を見せる名門で、今季も欠かせない存在となりそうだ。