新潟レディースのGK平尾がサッカー教室で熱弁　「興味を持ってもらいたい」

子どもたちとサッカーを楽しむ平尾（右）（撮影・渡辺直美）
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　アルビレックス新潟レディースは試合のない第5節の10日、「WE　ACTION　DAY（理念推進日）」としてホームスタジアムの新潟市デンカビッグスワンスタジアムなどでトークショーやサッカー教室などを行った。

　WEリーグでは「女子サッカー・スポーツを通じて、夢や生き方の多様性にあふれ、一人一人が輝く社会の実現・発展に貢献する」ことを理念に掲げており、各クラブが試合のない日に活動を行うことになっている。この日のトークショーでは東京五輪代表GKの平尾知佳（24）らがサッカーに関する仕事について語った。

　トークショー後には子どもたちとピッチで一緒にサッカーをするなどして交流を深めた。平尾は「コロナの影響でファンやサポーターの方となかなか交流する機会がなかったが、こういう機会であらためて応援されている気持ちになった」と充実の表情を見せた。

　平尾自身、小学生時代に当時、日テレベレーザに所属していた澤穂希さんや大野忍さんら、なでしこJAPNの選手の話を聞いたり、サッカー教室に参加したことで「私もサッカー選手になりたいと思った」という。「きょう一緒にサッカーをしたりして、一人でもサッカー選手を目指す人が増えたらいい。今後の女子サッカー発展のためにも、一人でも多くの人に興味を持ってもらいたい」とWEリーグの発展を願っていた。