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デュッセルドルフ田中碧 上々ドイツデビュー 同点弾演出に指揮官が高評価

[ 2021年8月22日 05:30 ]

ドイツ2部   デュッセルドルフ2-2キール ( 2021年8月20日 )

川崎F時代の田中碧
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 川崎Fからデュッセルドルフに期限付き移籍したMF田中碧が新天地デビュー。ホームのキール戦で後半14分から出場し、後半42分にCKで同点ゴールの起点となった。チームは2―2で引き分けた。

 東京五輪で日本の中盤の底を担ったデュッセルドルフの田中が、ドイツで第一歩を刻んだ。1―1の後半14分から初出場した22歳は「点を取ることしか考えてなかった。失点して難しかったけど、なんとかCKで1点を演出できたので、よかった」とうなずいた。

 長い距離を走って裏へ抜け出すシーンもあり、1点を追う同42分にはCKのキッカーを務めて同点ゴールの起点になった。プロイサー監督は「慣れる時間が必要だから、まだ我慢してほしい」と前置きしながらも「2、3回、いいボール奪取があったし、パフォーマンスには本当に満足だ」と高く評価した。

 欧州初挑戦の田中は「数字で目に見える結果を残していくことが、自分のためにもチームのためにもなる」と決意を新たにした。

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2021年8月22日のニュース