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“美人FW”米国代表モーガン 母となり初の五輪に「興奮」 一番悔しかった敗戦は「日本とのW杯決勝」

[ 2021年7月19日 21:04 ]

東京五輪に出場する米国女子代表FWモーガン(左)(AP)
Photo By AP

 東京五輪に出場する女子サッカー金メダル最有力候補の米国代表FWアレックス・モーガン(32)が19日、FIFA公式サイトで「私個人としては、2011年のドイツワールドカップ決勝で日本に負けたときが一番悲しかった」とコメント。その日本で開催される今大会については「今回私たちは平均年齢30歳前後の最年長チームだと思いますが、その経験がものを言ってくるはず」と2大会ぶり5回目となる優勝へ向け意気込みを語った。

 モーガンは米国代表のエースとして2015年、2019年と女子W杯連覇に貢献。五輪でも2012年のロンドン大会で金メダル獲得に貢献した。日本とも数多くの激闘を繰り広げ、当時22歳だった2011年ドイツW杯では決勝戦で激突。1得点1アシストの活躍で日本を最後まで苦しめたが、PK戦の末に苦杯。この敗戦が最も印象に残っていたようで「リオ五輪準々決勝でスウェーデンに敗れた時(PK戦で敗退)もショックでしたが、私個人としては2011年のドイツワールドカップ決勝で日本に負けたときが一番悲しかったですね。あの時は、自分たちが世界最高のチームであり、力も自分たちの方が上だと感じていました。私にとっては初めてのシニア大会だったので、すべてのことに目を輝かせてましたから」と振り返った。

 また、その美貌から日本でも知名度のあるモーガンは、プライベートでは2014年に結婚。昨年には第1子となる女の子を出産しており「五輪が延期となったことは間違いなく私にとって救いでした。(妊娠・出産から)体を完全に回復させ、娘とたくさんの素晴らしい時間を過ごしながら、ゆっくりと現場に戻ることができました」とコメント。「娘とは日本で一緒に旅をしてもらいたかったのですが、それが叶わなくなったので今は自分のやるべきことに集中しています。オリンピックを見て育ってきましたから、再びこの舞台に戻ってくることができて、とても興奮しています」と母となり初めて参加する五輪へ向け胸を躍らせていた。

 なお米国女子代表は21日に1次リーグ初戦(東京スタ)でスウェーデン女子代表と対戦予定。その後は24日にニュージーランド女子代表(埼玉)、27日に豪州女子代表(カシマ)と対戦する。

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