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スペイン人女性監督率いるJFL鈴鹿 神戸からの金星ゲットならずも生配信で盛り上げた

[ 2021年6月16日 19:56 ]

天皇杯 2回戦   鈴鹿0―4神戸 ( 2021年6月16日    ノエスタ )

<天皇杯2回戦 神戸・鈴鹿ポイントゲッターズ>鈴鹿ポイントゲッターズのミラグロス・マルティネス監督(撮影・北條 貴史)
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 スペイン人女性のミラグロス・マルティネス監督(36)率いるJFLの鈴鹿ポイントゲッターズが天皇杯2回戦でJ1神戸と対戦し、0―4で敗れた。

 序盤は相手のミスなどを積極的に突き決定機を迎えるも、チャンスを生かし切れず。元スペイン代表MFイニエスタを温存してきた神戸の攻撃に対しては粘り強く守っていた中で、前半29分にFW藤本に右サイドの裏を突かれ、クロスを元日本代表FW田中に仕留められた。後半4分と同16分、同45分に追加点を献上。反撃も及ばなかった。

 19年から鈴鹿で指揮を執り、J1からJ3およびJFLで初めて女性指揮官となったマルチネス監督。イニエスタと同じカスティーリャ・ラ・マンチャ州の出身ということもあり、今回の対戦には注目が集まっていた。

 この一戦をクラブは公式YouTubeチャンネル上で生配信。「日本中のサッカーファンの方々にこの対戦をお届けしたい」などの思いから大々的に盛り上げたが、金星ゲットとはならなかった。

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