長友塾で伝える世界のサッカー「脳の部分もレベルアップしないと」

ミニゲームで谷口（左）と競り合う長友（撮影・篠原　岳夫）
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　日本代表DF長友佑都（34）が、欧州で戦い抜いてきた強さをピッチで発揮する。セルビア戦を控えた8日、オンライン取材に対応。過去2戦2敗の相手との一戦へ「（W杯アジア）2次予選とは全く違う厳しい試合になる。相手の状況を見ながら、積み重ねてきたものを出せれば」と抱負を語った。

　大阪府吹田市内で行われた練習では、全体メニュー終了後にDF谷口、MF守田、FWオナイウらと話しながらランニング。5日の練習ではDF中谷やMF古橋にも“長友塾”を開講しており「世界の今のサッカー。技術的、メンタル的に感じたものを伝えている」という。

　経験を伝えるだけでなく、自身も来年のW杯本大会を見据えて成長を追い求めている。「今までは体を鍛えるところにフォーカスしてきたけど、脳の部分もレベルアップしないとフィジカルを生かせない」。ピクシー率いるセルビアから勝利を挙げ、後輩たちにも存在感を示す。