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日本代表FW大迫「大事な2試合」 ワントップでの活躍誓う

[ 2021年3月24日 13:27 ]

<日本代表練習>国内組との再会を喜ぶ大迫(右端)ら海外組の選手たち(撮影・篠原岳夫)
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 サッカー日本代表のFW大迫勇也(30=ブレーメン)が24日、あす25日の親善試合韓国代表戦(日産スタ)を前にオンラインで取材対応した。現在、所属クラブでの出場機会は限られているだけに「自分が一番、今の状況は分かっている。ワントップで結果を出すことでコンディションもさらに上がると思う。自分としても、大事な2試合になると思います」と言葉に力を込めた。

 大迫にとって最も苦しいシーズンを送っている。今季はここまで無得点で、冬の移籍史上では放出候補の一人と報じられた。クラブは大迫を残す決断をしたが後半戦に入っても出場機会は伸びず、1月2日のウニオン・ベルリン戦を最後に先発出場から遠ざかっている。クラブでは右サイドハーフで起用されているが「チームでやっているサッカーで輝くことは難しいが、代表とは全く別」と、本職であるワントップでの活躍を見据える。

 森保監督もこの日、韓国戦でベストメンバーを組むと宣言。試合勘の少なさが懸念される大迫について、指揮官は「十分、経験を積んできている選手。チームとしてどうプレーすれば力を出せるか表現できると思う」と期待を寄せている。現メンバーで最多の15得点を誇るエースは「引き出しも、経験の量もかなりある」3月シリーズで、復調への足がかりをつかむ。

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2021年3月24日のニュース