3月25日に日韓戦開催を発表　韓国戦は国際親善試合では10年ぶり　反町技術委員長「ベストメンバーで」

森保一監督
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　日本サッカー協会は10日、今月25日に韓国との親善試合（日産ス、ナイトゲーム予定）が決定したと正式発表した。

　発表後に日本協会の反町康治技術委員長（57）がオンライン取材に応じ、「お互いにできうる限りでのベストメンバーでやろうという話で一致している」と明かした。欧州組の招集についても「韓国さんはどう考えているか分からないが、我々はベストメンバーを欧州組も含めて考えていることは間違いない」と言い切った。

　実現には政府による入国制限の緩和や特例措置が必要だが、「100％と言われると断定はできませんけども、それに近いような形で粛々と準備している」と手応えを口に。観客の有無については「政府の方針に従っていくことになる。できればお客さんがいる中で皆さんに希望と勇気を与えるような試合をしたい」と話した。

　韓国との対戦は19年12月のE―1選手権（釜山）以来。国際親善試合では11年8月10日以来、約10年ぶりとなる。同技術委員長は「韓国さんとはいつも切磋琢磨（せっさたくま）している関係。過去をさかのぼると、なかなか韓国の壁を越えられずに世界にいけなかったというところがある。追いつけ追い越せとやってきたものですから、我々は胸を借りるつもりでやるしかない」と力を込めた。