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久保建英がヘタフェ入団会見 移籍の決め手は「一番興味を持ってくれたから」

[ 2021年1月18日 22:05 ]

アレニャ(右)と入団会見を行った久保(ヘタフェ公式ツイッターから)

 スペイン1部ヘタフェに加入した日本代表MF久保建英(19)が18日にオンライン入団会見を行った。久保は質問に対し全てスペイン語で対応。ヘタフェへの移籍を決断した理由については「一番興味を持ってくれたチームだった」と明かした。

 同じくバルセロナから期限付き移籍でクラブに加入したMFアレニャと会見に出席した久保は、まず「クラブとの契約を可能にしてくれた全ての人に感謝したいと思います」とコメント。

 チーム練習を一度もできない中、敵地エルチェ戦で1―1の後半20分から“ぶっつけデビュー”を飾ったことについて「監督とはあまり話せませんでしたが、自分の知っていることをやってみなさいと言われました」とボルダラス監督からの“助言”を明かし、「大事なのは次の試合。どちらのゴールプレーにも関与できたので、自信になりました」と2得点に絡む活躍で3―1の逆転勝利に貢献した初陣での好感触を伝えた。

 ヘタフェ移籍を決断した理由については「若い選手だからこそ、サッカー選手としてプレーする実感を感じたかった。ヘタフェを選んだのは、彼らの方が僕に興味を持ってくれたからです」とより自分を必要としてくれるクラブだったことを説明した。

 現在チームは13位ながら降格圏まで勝ち点4差。今季の最低限の目標は1部残留ということになるが、久保は「チームの目標達成に貢献することが最大の目的であり、それがサッカー選手としてのトレーニングにもつながるはず。そのために必要なことはなんでもやっていきたい。僕たちは(1部残留のため)常に最善を尽くさなくてはいけない」と新天地での意気込みを力強く語った。

 ▽ヘタフェ 1983年創設。ホームタウンはマドリード州ヘタフェ。04年に1部初昇格、16年に2部降格も1年で1部に復帰した。17年からMF柴崎岳(現2部レガネス)が2季所属し、18~19年は過去最高の5位。ホセ・ボルダラス監督(56)は5季目。スタジアムは約1万7000人収容のアルフォンソ・ペレス。チームカラーは青。

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