×

日テレ 激闘制し皇后杯4連覇、浦和の2冠阻止 小林が決勝点含む2発1A

[ 2020年12月30日 05:30 ]

サッカー皇后杯全日本女子選手権大会・決勝   日テレ4ー3浦和 ( 2020年12月29日    京都府亀岡市・サンガスタジアムbyKYOCERA )

<浦和・日テレ>皇后杯を制し表彰式で喜ぶ日テレイレブン
Photo By スポニチ

 日テレが激しい打ち合いを制し、浦和を4―3で下して4連覇を達成した。2年連続同じ顔合わせの決勝で、FW小林里歌子(23)が決勝点を含む2得点1アシストと活躍。リーグ戦で優勝した浦和の2冠を阻止し、歴代最多の優勝回数を15に伸ばした。

 MF長谷川は大粒の涙をこぼし、今季で引退するGK西村にイレブンは次々と覆いかぶさった。リーグ女王相手に粘りのV。永田監督は「選手たちが一つでもタイトルを獲ろうと攻めの姿勢を最後まで貫いた」と称えた。

 2度追いつかれても屈しなかった。3―3の同点にされた2分後の後半43分。最後は小林が、17歳のMF木下からのマイナスのパスを「いいボールが来たのでミートだけを考えて振り抜いた」とネットに突き刺した。

 浦和とは皇后杯で計8度対戦し、全勝。リーグ戦は3位で終えたが、一発勝負では今季も勝負強さを見せつけた。「来年からはWEリーグが始まる。それに向けていいスタートが切れた」とDF清水主将。有終の美を飾った。

続きを表示

この記事のフォト

2020年12月30日のニュース