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サラゴサ香川 今季選手登録から外れ事実上の戦力外、地元メディア報道

[ 2020年9月26日 16:13 ]

スペイン2部サラゴサの香川真司
Photo By スポニチ

 スペインメディアで退団報道が出ているスペイン2部サラゴサのMF香川真司(31)が、今シーズンの選手登録から外れたとエラルド紙など複数の地元メディアが報じた。クラブに在籍していても公式戦には出場できないため、事実上の戦力外となった。

 スペイン2部のEU圏外選手枠は2で、サラゴサは同枠に香川とブラジル人FWライー(22)、さらに今夏にセルタから期限付き移籍で加入したFWガブリエル・フェルナンデス(26)の3人が在籍。クラブは26日の今季リーグ初戦のラスパルマス戦を前に、香川を外してライーとフェルナンデスを登録する決断を下した。

 これまで現地メディアでは、サラゴサが財政難とEU圏外選手枠の問題を理由に、クラブにとっては高年俸の契約が1年残っている香川の放出を望んでいると報じられていた。

 エラルド紙によると、サラゴサは香川の代理人と退団交渉を続けていたが、香川本人がサラゴサ残留を望んでいるため難航。また、アス紙によると、クラブは1年分の年俸にあたる55万ユーロ(約6765万円)を支払うことで契約を解除することを提案しているという。

 スペインの今夏移籍期間は10月5日まで。これまで現地メディアでは、移籍先候補に柴崎岳(28)が所属する2部レガネス、2部ログロニェスなどが浮上。またカタール、UAEなどからもオファーがあるものの、香川はスペインでのプレー続行をの望んでいると伝えられていた。香川は18日に自身のSNSを更新し、スペイン語で「多くの噂はあるが、自分がすべきことに集中する」と記していた。

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2020年9月26日のニュース