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J2松本 今季初の連敗、町田に完敗 FW榎本、MF山本龍ら若手の奮闘に光明

[ 2020年7月29日 22:15 ]

明治安田生命J2第8節   松本0―2町田 ( 2020年7月29日    サンアル )

<松本・町田>前半、敵ゴール前に迫る松本・鈴木(左)
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 J2松本はホームで町田に0―2で敗れ、今季初の連敗を喫した。負傷者続出の中、FW榎本、MF山本龍を先発に抜てき。後半開始からDF大野をデビューさせ、MF吉田を負傷明けで途中出場させるなど苦しい台所事情を露呈した。布監督は「勝敗は監督の責任。(若手は)いきなり良いパフォーマンスができることもあるけどうまくいかないこともある。本人が自分のプレーを検証して次につながるようにやっていかないと」と若手の反省と成長を促した。

 前半にビッグチャンスを逃したことが最後まで響いた。前半28分にFW榎本がペナルティーエリア内で倒されPKを獲得したが、MF鈴木のシュートは相手に止められた。同37分に布監督が「警戒していたところでやられた」と苦言を呈したように左CKから失点。後半42分にはパスミスから追加点を許した。指揮官は「なかなかやりたいことができなかった。試合運びを含めて課題」と攻守両面において納得いかない様子だった。

 それでも主将のDF田中隼が「ケガ人がいるから難しいとは思っていない。経験が少ないフレッシュな選手が多い中で前半は良かった」と振り返ったように、光明がなかったわけではない。山本龍は果敢にドリブルで仕掛け、榎本も前節(25日)の大宮戦より攻撃に絡んだ。連敗脱出には負傷者の早期復帰よりも、若手がこの2試合を糧にできるかが鍵となる。

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2020年7月29日のニュース